古いミシン

以前ご紹介した革製品修理の匠が(2009年9月7日の記事

少し前から入院されてて、お亡くなりになりました。

ninyaも私もお店で待ち合わせしたりするほど
匠のちょっと厳しくて優しい空気感スキでした。

生前、作業場の窓際に放置されていた古いミシンを
ディスプレイ用に譲ってもらう約束をしてました。

”動くぞ。使ってないから持っていけ”と言われましたが

”お客さんに修理屋さんってわかりやすいからココに置いておきなよ。処分する時に譲って”

そんな口約束。

ある時、お店に行くと匠が入院してるからと
小牧で同じようなお仕事をされている弟さんのお店を教えてもらいました。

しばらくして、またお店にいくと、お亡くなりになったと・・・

今、あのミシンは私の手元にあります。

ちょうど、いろんなものの処分を考える家族会議の前日に
私がミシンを譲って欲しいとお願いに行ったのだそーです。

ご家族は当然、口約束のことなどご存知ありませんでしたが
相談されて、お譲りいただくことになりました。

不思議なご縁のあるミシンです。

今は小牧の弟さんが月・木の週2

お店の向かいにある娘さんの”縫いもの屋”さんにて
匠のお仕事をしてくださってますよ。

横目で匠のお店を見て、モモちゃん[:にくきゅう:]と匠を思い出しながら
今も同じ道を通います[:love:]

投稿者: ヴェルデ

長女 A型 某大手旅行代理店で長年ヨーロッパのツアー企画&添乗業務を担当。”ロン・パリ・ローマは飽きました”と彼女は、突如、社会人時代に培った人脈やルートを生かし、世界中の選りすぐりの商品を紹介するオンラインショップの運営を開始。自分が欲しいと思う物にこだわり、お客様の立場で企画提案することをモットーとしている。webデザイナーでもあり、中国語堪能な国公立大学大学院の中国研究者でもある。 欲しいものは新しい自分  ブログに関するお問い合わせはコチラ info★verdenino.com (★を@に変えてね) 読んだら押してね!