乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを啓蒙するピンクリボン運動さんと
子宮頸がんの予防、早期発見・治療の啓発を行うThink Pearlさんのコラボイベント
『PINK×PEARL WAVE 2010』第二部
は名古屋テレビ塔の展望台から
産婦人科医 吉澤加奈子先生による
「子宮頸がんと乳がん」の正しい知識を教えていただきましたぁ。
まず、子宮がんと一口に言っても子宮体がんと子宮頸がんの2種類あって
そのなかでも子宮頸がんは20代~30代の女性では1番多いがん
子宮頸がんはがんには珍しいウイルス性で感染するもの
だから遺伝は関係ない。
そしてこのウイルスは女性全体の80%が感染したことがあるってくらい一般的なもの。
ほとんどの人は自然治癒力で治っちゃうらしいんだけどね。
日本では1日に約10人死亡しているといわれる子宮頸がん
ワクチン(半年で3回)を打てば、子宮頸がん原因ウイルスの6割を占める
16型18型についてはほぼ100%防げます。
名古屋市ではH22年10月1日から子宮頸がんワクチンの無料化が始まりました
対象は市内在住中学生で23年から順次高校生も無料化になる予定です。
それ以上の年齢の人は今のところ
費用が3回で約¥5~6万円。
ワクチンを打てば安心かというとワクチンでは防げないものもあるから
やっぱり2年に1度くらいは検査が必要だそうです。
という ぐらくそさんのしきゅうのおしらせでした[:にかっ:]ワラ
Think Pearl理事長の難波ミチヲさんと。
ご自身が偶然、検診によって子宮頸がんを早期発見したことにより
今お元気である経験を生かして、子宮頸がんにならない社会を目指し活動中だそうです。
次に日本女性に一番多いがんで、20人に1人は患うといわれる 乳がん
最近はピンクリボン運動が有名になってきましたね。
30代~40代でぐぐぐっと罹患率があがりガン年齢としてはピークが若いのが特徴です。
名古屋市では40歳以上の女性は2年に1度¥500円で乳がん検診を受けられます。
乳がんはかんたんなセルフチェックも可能です。
お風呂のついで、ボディーラインチェックのついでに行えそうなものです。
1cm程度のしこりならまだまだ早期で、早期なら95%の治癒率だそうです。
言葉足らずや私の誤認もあるかもしれませんが
先生がおっしゃりたかったのは正しい知識をより多くの方に知っていただき
検診に行くのは当たり前!にしていきましょうということだったと思います。
これは・・・
【しきゅうちゃん】
すべてを受け入れてくれる子宮をイメージしたキャラクター
2本の手は卵管さん だそうです。
しかし、実際、検診を受けるとなると働いている人間や
時間に制約がある人にとっては意外に不便な面も。
産婦人科に行けば済むのだが基本的に産婦人科は混んでいる
マンモやエコーがある病院はなおさら。
市町村にもよるでしょうが、例えば春日井市在住のninyaいわく
クーポン券はくるものの、実施されるのが一週間に一度平日の昼間で
1回につき検査できる人数が限られているので今、予約しても三ヶ月後・・・とか。
献血のようにもう少し手軽に検査できるようにしてよ。
例えば、女性が多そうなオフィス街に検診カーがくるとかね。と彼女は言う
確かに平日の昼間しかやっていないのは不便かもしれない。
しかし、ソコこそが意識改革とも言える。
検査して欲しいなら・・・・
ではなく自分の身は自分で守ろう というお話である。
平日の昼間だって自分の中のプライオリティーが高ければ調整を試みる。
各自の、そして世の中のプライオリティーを上げていこうという趣旨だと考える
インフルエンザの予防接種はあたり前になりつつあるね。
身近にその病気を患った人がいると
その特定の病気に関しての意識は高くなるのかもしれないけど、
健康だったり違う病気になるとどうしても対岸の火事になりがち。
啓蒙してる人たちが訴えてるのは検診の必要性というよりは
検診に行くことに対する個人や社会の感覚っていうのかな?
そういうものだね。
まぁ、働き盛り、子育て盛りなんかに大きな病気になると
本人だけでなく家族や周囲の生活すら変えてしまう恐れもあるだろうし
そこらへんを自分の経験を踏まえておっしゃっておりました。
んだね。インフルエンザの予防接種みたいに必要性をかんじるひとは毎年うつだろうし、個人の意識が問われるよね。
まだ、日本では予防医学が先進国なのになのか先進国だからなのか意識が、低い。
幼児の予防接種も昔は殆ど義務でしたが、いまでは希望接種になってます、それは衛生状況もよくなり、治す薬もたくさんでてきたからです。な!