年上の知人・K子さんは昔から男性の前で
『私ってぇ~料理がまったくできない人だからぁ[:あげ:][:あげ:]』
となぜか猫なで声で、ちょっと自慢げにいう人だった。
”1度でいいから手料理が食べてみたい”という当時の彼氏の声も届かず
『イヤなら別れよぉ。大丈夫!私には王子様が現れるから』
と豪語していた。
確かに美人さんで男性陣もちやほやしてくれてたから・・・・・若い頃はね
あれから10数年・・・・
やっぱ恋愛と結婚は違うのね~
まわりの男性陣も姿を消し・・・・ぽつーん。
そんなアラフォー元:ミス〇〇のK子さんにやっと彼氏候補が現れた[:クラッカー:][:クラッカー:]
”さぁ、今度こそ結婚してもらわなくっちゃ”と意気込むK子さんのお相手の方いわく
『うちの母さんくらい料理上手じゃなきゃ困る』んだって[:にひひ:]
思わず”料理は得意!”と言ってしまったK子さん。
簡単でおいしいもの教えてぇぇ~[:しくしく:]と救援要請[:ダッシュ:][:ダッシュ:]
こんなのは?あんなのは?って提案してあげたのに
『そんな難しいのムリぃぃぃ[:あうっ:]』だって。はぁ?もぉ[:びっくり:]
『料理なんてレシピ見れば、おいしく作れないまでもマズく作るほうが困難だ』
と思ってる私は”そーいうの、やる気がないっていうのよっ”[:ぷん:]とイラっとしていたから
『もぉ、彼が来る前にボンカレー鍋に移して、
さとうのご飯チンしてジャーに入れておいたらどーですかっ』
とイヤミで言って電話を切った。
数日後、K子さんは上機嫌で『ありがとぉぉぉ[:あげ:][:あげ:]』って。
ボンカレー作戦を実践したら、食にうるさいはずの彼が・・・・
『おぉ~母さんの味と一緒だぁ~[:カレー:]ホントに料理、得意なんだね』
だって・・・[:がーん:]
お母様もボンカレーだったのか?それとも強烈な味オンチ?
どっちでもいい。ぜんぜん興味ない。だってどっちもどっち。
どっちにしたって大したことないな。お似合いかもね